山本太郎:
おそらく多くの方々がお休みでお出掛けに、出掛けてる中で目撃していただいた、そういう景色かと思います。で、すいませんね。れいわ新選組と申します。れいわ新選組って言われたってよくわからない人のために簡単に。国会議員700人くらいいるんですよ。そこで8人の小さなグループ、それがれいわ新選組でございます。そこで代表を務めている山本太郎が短めにここで皆さんに政策を訴えさせていただきます。よろしくお願いします。政策を訴える前に今の現状を皆さんと確認していきたいんですよ。皆さんは景気良いですか? どうですか? 新聞とか見たら賃上げされてるとか結構、見ますけどそれひと握りだけでしょ。で、無理やり賃金上げてる人たちもいるけど、これかなりしんどいはずなんです。どうしてかって言ったら物価が上がってるじゃないですか。この物価になんとか追いつこうということで賃金を上げようと頑張っている、そういう企業、事業者、いっぱいいると思うんですけど、なかなか上げられない。理由は何かっていうと物価が上がっている理由が景気が良くなって物価が上がってるわけじゃないから。輸入物価の高騰によってコストが高まって物価が上がってるんだってことなんです。この場合には個人や民間の努力じゃ無理なんですよ。つまり何かっつったらサッサと国が仕事しろ、なんですね。どんな仕事が必要かって考えたら、これものすごくシンプルです。世界で当たり前のようにされている政策をとっとと打てっていうことなんですね。簡単に言ったら悪い物価高が収まるまでの現金給付、必要ですよ。どう思います? 皆さん。
考えてみてくださいよ。軒並み物価高ですよ、いろんなものが。で、最近では米がないってこともあったでしょう? 2月、今年の2月から米不足が警鐘を鳴らされていたのに、国は100万トンも持っている備蓄米、放出しないんですよ。で、結局、みんな駆けずり回ってパックのご飯だったらあるみたいなこともあったり、そういう時期を乗り越えて今、やっと店頭にお米は安定的にあるが新米を手に入れようと思ったら、これ値段全然上がっちゃってて、主食の米さえもなかなか手に届きづらいというような人たち、いっぱいいますよ。何してんだ、政府。仕事しろよ、なんですよ。当然でしょ。現金給付、これが一番即効性がある。スピードも短くて済む。当然、こういうことをサッサとやるんです、世界では。それに限らず、他にも方法ある。減税、あなたの使えるお金を増やす。社会保険料減免、あなたの使えるお金を増やす。当然、これやらなきゃいけないんです。どうしてこういうことをやらないかって? 皆さんに対しての愛情ないんですよ、国会は。
でね、話戻りますよ。物価高だけで自分たちが苦しんでると思ってませんか? 厚生労働省の調査では6割の人たちが「生活が苦しい」、そう出てます。帝国データバンク、9月のお知らせでは中小零細企業、これバタバタ潰れてます。前年同月比29ヶ月連続で倒産、この件数が上がっちゃってる。このまま放っといたらさらに不況深まっちゃうんですよ。その前に手を打て。国会の中で言われてるのは「物価高に負けない賃金上昇を目指します」って言います。でも賃金上昇するために大企業にお願いするとか、神社でお願い事をしてるんじゃないんですよ。実際にやらなきゃダメなんですよ。そのために何の政策が必要か?って考えたら、賃上げのためには景気を良くしなきゃダメなんです。日本の景気を良くしなきゃいけない。じゃあ日本の景気、いつから悪いんですか? 30年ですよ、30年。30年、景気が悪い先進国、日本以外にあんの? ないですよ。30年、日本という国の需要を奪い続けてきたのは政治による失策なんですね。30年の失われた需要、30年の失われた所得を取り戻すための大胆な政策を今、打たないとこの先には不況しかない。だから徹底した経済政策が必要なのが今なんですよ。皆さん、そう思いません? 「いやいやいやいやいや、山本さんさ。そう言うけど自分は大丈夫。自分は問題がない。この物価高なんて全然影響ないし。今、絶好調で資産もどんどん増えてます」っていう人いるかもしれない。でもごめんなさい。あなたの大丈夫、いつまで大丈夫? 経済はひとつなんですよ。ひとつの船なんです。GDP見りゃわかるでしょ。GDPの意味、何ですか? みんなの儲けを足したもの。みんなの儲けを足したものなんですよ。
つまりは何か? 日本国という船の中でさらに生活が厳しくなったり、お金が使えなくなるという人たちがどんどんさらに増えていったら、この船沈むしかないですよ。あなたが逃げ切れるかどうかの問題じゃない。あなたのこの先の利益さえも危なくなるっていう話をしてる。困ってる人たちが今、大変、それだけの話してない。30年、先進国で唯一、30年景気が悪くて実質賃金が30年下がり続ける国は日本だけ。先進国どの国も時給2000円、3000円当たり前になってきてますよ。日本どう? 実質賃金下がりっぱなし。30年の不況、先進国で日本だけ。所得の真ん中、所得の中央値、この30年の間に131万円下がってる先進国ある? ない。世界的に見ても異常。この状況をなんとかしないと将来夢見るとか無理。この船自体は沈む。それを考えたら、今すぐとっとと経済政策大胆に打っていかなきゃダメなんですね。そのための提案を私からさせていただきます。よろしくお願いします。山本太郎と申します。
まずやるべきことは何か? 消費税廃止です。聞いて損した、消費税廃止とか馬鹿みたいなこと言ってる、つける薬ない、そう思われた方、もうちょっと聞いてほしい。どうして消費税をやめられないとあなたは感じますか? おそらくテレビ・新聞などで消費税とは社会保障の支える大切な財源だと、そう言われるから、あなたは消費税をやめてしまえば自分たちの社会保障に大きく影響を及ぼす、そう考えてるわけですよね。だから消費税は続けなきゃいけないって。ごめんなさい。事実関係異なります。テレビ・新聞は本当のこと言いませんよ、利害関係者だから。考えてみて。新聞は軽減税率の対象です。つまり、消費税という名のもとに飴玉もらってんですよ。自分たちだけ安くしてもらってる。飴玉もらってる連中が消費税の裏側なんて皆さんに伝えるはずないでしょう? テレビはどうなのか? テレビの母体、新聞社ですよ。当然、言うはずもない。消費税とはあなたの社会保障にとって必要な財源ではない。消費税とは一部の人たち、大企業、資本家に対して法人税を下げる、そこに埋め合わせをするための財源として取られ続けてます。消費税が上がるたびに法人税は減税され続けている。これ過去のデータ見たら明らかですよ。つまりあなたが払っている10%はあなたに返ってくる10%ではない。この10%は組織票と企業献金、落選したときの就職先の斡旋、そういったものを手に入れるために議員になった者たち、ある意味で利害関係者、大企業や資本に対してご恩返し、「バッジをつけていただいてありがとうございます」と、大企業資本に対して、あなたたちのコストを下げますね、カットしますね、と言うために続けられてきた税金なんですよ。皆さんにとったら払う義理なんてない。消費税やめたらどうなる? 消費税をやめたら、皆さん毎年20万〜30万円のお金自由にできるようになるんですよ。これ、消費が多い世帯ならもっと金額増える。20万〜30万自由になるお金があるとするならば、あなた何に使いますか? 今でさえ足りていないお金。必要なものを手に入れるために買う、それだけじゃない。もう諦めてしまってたもの、実は欲しかったもの、そういうものを買う。人によっては旅行に行く。使い方はさまざまだけれどもあなたが使ってくれたお金は回りまわって誰かの所得に変わっていくんですよ。お金が社会に広がる当たり前の循環のあり方、これをもう一度取り戻す必要がある。なぜならば、30年の不況、失われた30年によってこの国の需要が弱まっちゃって、結局、製造業まで海外に出て行ったじゃないですか。あなたの使うお金で社会にお金をしっかりと回していきながら、根本的な底上げをしていくことでしか、この国は再生できないんですよ。消費税廃止。あなたにとっては使えるお金が増えることになる。
一方で、中小零細にとって一番首を絞めてるのが消費税なんです。ごめんなさい。税金払えません。いわゆる税の滞納、税の滞納の5割以上が消費税なんですね。払えてないの誰よ? 中小零細ですよ。取引先に不都合なこと言われる。不公平な契約結ばれる。お前、消費税10%になったらここから先の増税分10%、2%上がった分はお前んとこで持てよ。お前んとこで持てないんだったら取引先変えるからな。そういうような契約結ばされてるとこ、いっぱいありますよ。つまりは何か? 借り入れしてでも消費税を納めるってことが普通になってきてるんです。そんなのいつまで持つのよ。無理だ。この国の雇用、働く人々7割を支えているのは中小零細ですよ。この30年の間に大企業に対してどれだけのインセンティブを与えてきた? この30年の間に彼らはどれだけ自分たちの利益を増やしてきた? 内部留保は600兆円を超える。この10年の間でも毎年過去最高益。現預金、キャッシュ139兆円、新たにこの13年の間に懐に入れてる。ずいぶん儲かりましたね。一方で国民どうですか? 国民の6人に1人が貧困、それが今の日本。高齢者の5人に1人が貧困、それが今の日本。一人暮らし女性4人に1人が貧困、それが今の日本。ひとり親世帯2つに1つが貧困、それが今の日本。中小企業を弱らせて、この国に生きる多くを貧困という淵に追いやった。超絶格差の国の中でもう一度この国をやり直すためには消費税をやめ、みんなの使えるお金を増やし、社会にお金をちゃんと回した上で、もう一度失われた30年の需要と失われた30年の所得を取り戻すってことをやるのが、この国の病を治すための処方箋なんですよ。力貸してほしい。消費税廃止。消費税廃止はできる。この国のオーナー、あなたがやれると思うことで、それは前に進むんです。れいわ新選組と申します。この国の景気を上げていくために、この国における賃金を全体的に上げていくために、まず何が必要ですか?と聞かれたら当然、これは景気を上げるしかない。当たり前の話。今、各党政策が出てますけれども、そんな小粒な政策で失われた30年は取り戻せない。大胆な経済政策を今、打っていくこと以外はあり得ないんですよ。日本の未来に光はありますか? あなたの人生に将来希望はありますか? 多くの人たちが口を揃えて言う、不安しかない。当たり前。このまま行けばひどいことになる。この大きなこの国がここまで転落した理由、ちょっと話させてもらっていいですか? れいわ新選組代表山本太郎と申します。
先ほど言いました。どうして皆さんから搾り取って一部の人たちを得させるような消費税、大企業に減税、そのために穴埋めの消費税をずっとつくってきたか? さっき言いましたよね。原因は選挙ですよ。組織票。自分の会社のみならず取引先、二次請け三次請け四次請け、さまざまなところを巻き込んでいきながら票にする。それだけじゃなくてコンスタントな企業献金。落選したときには就職先の斡旋。さまざまなもので自分たちの手先となる、そんな議員たちを多く生み出す。それが議会の半分以上になればどんなルールだって変えられるんですよ。どんなルールだってつくれるんですよ。結果どうなりましたか? 消費税のような表向きには社会保障のためにって言ってるけど、消費税をつくるための議論をちゃんと遡っていけば直間比率の是正、誰かの税金を下げるために別の税金を入れる、そういう風に消費税はつくられていった。それだけじゃない。大企業、資本家に負担を、より少なくするためには納税のみならず働く人々、この環境を壊す必要がある。どうしてか? 人件費って一番高いくらいの勢いでしょ? 会社の中で。この働く人々をより安く働く道具に変えていく。日本国内で行われたのは1990年代から非正規労働の拡大。非正規ってどんな働き方? 不安定、すぐ首切れる、給料安い。社会保険料、会社側が払わなくてもOK。そんなことでどんどん使い勝手が良い人たち増やしていったわけですね。
今、どれくらいですか? 働く人々の4割。働く人々の4割が不安定で給料安くていつでも首切られて、来年の自分もイメージできないようなところに置かれてたらどんな社会になるか。答えは簡単。使えるお金が減ります。使えるお金が減れば社会に回るお金も減る。社会にお金が回らなくなったら何が起こるか。全国にあるさまざまな事業者が売上自体を落としてしまう。売上を落としてしまったら何が起こるか。事業者は傾く。事業者が傾いたときにやることは何か? 人斬り、もしくは賃下げ。下手をすれば、倒れてしまう。そのときには失業者が増える。30年、負のスパイラルから出られてないんですよ。この一人ひとりが使えるお金が減れば社会にお金は回らなくなる。労働環境を壊すことによって、これが拡大した。それのみならず、買い物するたびに取られる、取引があるところすべてに関わる消費税。これによってこの国の30年の需要壊されていったじゃないですか。どうして政治がこの国に生きる人々の首を絞めるようなことをするんですか。政治家が政治家であり続けたいために、国民を売り飛ばしたんですよ。そのことの先頭に立ってきたのが自民党、A級戦犯は自民党。でもちょっと待って。自民党だけのせいじゃない。野党は何してたんだよ、30年。30年の日本の没落を体張って止めようとした党はどこなんだよ。ひとつもないじゃないか。逆に言えば30年の不況の中で消費税的なもの、いや、消費税そのものを増税した大マヌケがいますよ。民主党です。世界にも消費税は存在します。日本以外では付加価値税とか呼ばれる。この消費税に関して世界では常識があります。何か? 景気が悪いときには必ず減税。絶対に増税しちゃダメ。理由はさっき言った通り。消費に対する負荷をそのままにしておく。逆にもっと上げていくなんてことをしてしまえば社会に回るお金は減ってしまう。みんながお金を使えなくなれば、当然、さらにお金社会に回らなくなって、事業者にまで影響を及ぼす。倒産する、傾く、失業する。これを考えたら世界の常識として国を守るため、安全保障上の観点からも社会防衛のためにも絶対減税なんですよ。一方で世界広しといえども、国民に対して不況時に経済制裁を加えるイカれた国家があります。どこですか? 日本だよ。思い出してほしい。1997年、消費税は5%になった。翌年どうなった? その翌年、本格的デフレに入ったんですよ、日本は。そこから今も抜け出せてませんよ。本格的デフレで生み出されたもの何かって? 就職氷河期じゃないですか。ロストジェネレーションじゃないですか。新卒なのに100社200社面接を受けても1社も受からず。新卒なのにアルバイトし非正規で食い繋ぐ。社会がちょっと戻ってきたなっていうときに正社員を狙おうとしても、正社員に座るのはそのときの新卒。1年経つごとに自分が古くなっていく。家族持つ? とんでもない。1人生きるだけで精いっぱい。一番大きな人口のボリュームゾーンを安定した生活ができるような政策をとらずに、逆に蛇口を絞って苦しめた。結果、今頃になって「少子化が問題です」、いい加減にしろ、なんです。マヌケたちによってつくられたさまざまな法律、この国で壊されてしまった。結果どうなりましたか?って。30年の転落、日本はすっかり没落国家ですよ。思い出してほしい。2000年、1人当たりGDPは日本は世界で2位だった。今は? 34位。1989年、平成元年、日本は世界のトップ企業50、そのうちの32社以上を占めた。今はたった1社。ものづくり大国日本どこいった? すっかり影を潜めた。
国内の景気が悪くなり、人々は普通に物を買えず、その中で需要はどんどん弱っていく。物が売れないのに工場を新しくしたり、機械新しくどんどん投資していく、そんな事業者はいません。海外に出ていくのみ。それは日本の法人税が高いからでしょう? 大間違いです。毎年、経済産業省がアンケートを行なってた。「どうして海外に出るんですか?」その答え、複数回答ありで、「安い税」それが目的で海外に出たのは全体の8%程度。それ以外の圧倒的多数は何かというと、需要を求めてなんですよ。物が売れなきゃ話にならない。30年不況を続けて、国がそれを立て直す気もないのは明らか。だとするならば海外に行くしかないねってことで多くの企業、海外に行った。結局、どうなった? 産業空洞化。いい加減にしろ、なんですよ。経済オンチの上に自分のバッジのために国民を売っぱらうような政治家たちは、この選挙でクビにするしかありませんね。世界広しと言えども景気が悪いときに消費税を上げる馬鹿はいません。日本だけです。どれくらい馬鹿か。言葉が悪いって言われたらごめんなさい。でもそれ以外に形容がしようないんす。どれくらいの落ち込みがあったか、簡単に数字で話しますね。ふんわりした話じゃ、納得されないと言う方がいちゃいけないので。この国にとって、景気を拡大する、もしくは成長する、賃金を上げていく、人々の生活が安定するためには景気回復しかありません。景気回復をするために、一番大きなエンジン、何ですか? 一番大きなエンジンはGDPの中の個人消費、そして民間の投資、そして政府が出す金、政府支出、純輸出、この4つの中で一番エンジンでかいの個人消費なんですよ。5割超えてる。つまりあなたがお金を使えるようにならなきゃこの国の景気は上がらない。当たり前の話なんですね。個人消費はめちゃくちゃ重要です。
話戻ります。リーマン・ショック覚えてます? リーマン・ショックって何でしたっけ? 100年に一度の大不況です。リーマン・ショックによって失われた個人消費、どれくらいでした? マイナス4.1兆円。リーマン・ショック前までに戻る、景気が戻るまでに必要だった時間、1年9ヶ月。それでは消費税と比較していきますよ。消費税5%。どれだけの個人消費を失われた? マイナス7.5兆円。リーマン・ショック超えですよ。規模的に。そこから元の増税前の社会、景気に戻すまでにどれだけの時間かかった? 3年9ヶ月。消費税8%、失われた個人消費は? 10.6兆円。増税前までの景気に戻すまでにかかった時間は? 5年経っても景気は戻らなかったんです。なのにさらに消費税を10%に上げた。10%に上げたらどうなった? 失われた個人消費、マイナス18.4兆円。そこから増税前までに景気が戻るのどれくらいの時間かかった? 4年経っても戻ってない上に、途中でコロナが入ってきた。大惨事ですよ。世界広しといえども、景気が悪いときに消費税を上げるマヌケな国家は日本しかないんです。景気が悪いときに、国民に対して経済制裁を加えるマヌケは日本の政治家しかいないんですよ。残念ですね、本当に。でも大丈夫。そのための選挙じゃないですか。取り戻すんですよ。取り戻す、取り戻す、経済オンチたちから日本を取り戻す。その先頭にどうか、れいわ新選組に立たせてください。よろしくお願いします。
消費税は廃止。あなたの社会保障にはほとんど影響がなく、一部の者たちだけが、儲かり続けるという社会を変えていくしかない。だってもう十分でしょう? この10年の間だけでもずいぶんと儲かり続けた。利益は増大した。これをまだ続けるんですか? 一部の人たちだけに。次に豊かになるべきは、国民のみんなじゃないの? そして中小企業なんじゃないの? この国の屋台骨は中小企業ですよ。そこが元気になるような政策を打たないとこの国の復活さえない。力を貸してほしい。その先頭に立たせていただきたい。れいわ新選組でございます。全国どこからでも、比例は「れいわ」、全国どこからでも、比例は「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。れいわ新選組代表山本太郎と申します。
聴衆:
代表。
山本太郎:
はい。代表です。すみません。ね。山本太郎ごときがと思われる方もいらっしゃるでしょう。逆に言えば山本太郎ごときが自分の人生横に置いて政治の中に飛び込んで、空気を読めるが読まないっていう選択でぬるま湯になって緊張感全くなしの国会の中を荒らさないと、とんでもない状況になってるって人たち、とんでもない状況になってるという状況を確認できない方が大勢いらっしゃいます。そのためにも山本太郎、旗揚げをしたのが2019年。山本さん、気持ちはわかる。データを見れば消費税、これやめるってことも難しくないだろう。そう思われる方の中でも、れいわが消費税廃止できるだけの数、ないだろう? れいわが消費税減税すらも危ないんじゃないの?って思われた方のために、お話させてください。2019年、1人で山本太郎が旗揚げしたのがれいわ新選組。その旗揚げした際に、私はまだ参議院議員1期目の終わり頃だったんでチラシをつくったんです。チラシ。政策を書いたチラシを国会の中で自民党の知ってる先生。その他の先生。先生っつってんのは先生とは思ってません。名前を覚えるの大変なんで先生って呼んだら楽なだけです。話、戻ります。先生方に見ていただいたんですね。よければ感想くださいねって。どんな感想が返ってきたか? 笑いですよ。笑い。笑笑笑笑。「馬鹿なんじゃないか? 山本太郎。30年も国民が当たり前のように自動的に払うようになった消費税を今さら下げると言って誰が反応するんだ? センスないよな。しかも廃止にできるなんてほとんどの人が思わないよ。おまえ、1人で旗揚げして大丈夫ですか? やめといたら?」そんな反応だったんです。つまり、2019年の段階では既に経済は悪い状態だったけれども、消費税減税の「げ」の字も国会の中には存在してませんよ。一方でこの選挙、皆さん、各党の政策ご覧いただいたらわかる通り、自民、公明、立憲民主党以外のすべての政党は消費税減税にシフトしてます。何が言いたいか? 2議席からスタートした。次に5議席になった。そして現在8議席。たとえ数は小さかったとしても国会の中で、データをもとに消費税がいかに悪税なのか、不景気のときにいかに上げたらまずいのか、たっぷりと時間を使いながらしつこくしつこく揺らし続ける。それだけじゃない。国会の外にいる人たちと力を合わせながら消費税はやめるべきだ、減税は絶対だという声、声を上げていくことによって他の政党の政策にも影響を及ぼすんですよ。小さな政党でも風穴は開けられる。でもね、風穴で終わらせないでいただきたいんです。消費税は廃止にするしかない。風穴ではなく、大穴を開けさせていただきたい。そのためにもどうかその先頭にれいわ新選組を立たせていただき、この選挙で議席を増やしていただきたいんです。お力を貸してください。れいわ新選組です。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」。ひらがな3文字、比例は「れいわ」でお力を貸してください。山本太郎です。
消費税のことしか喋らへんな、このおっさん、そう思われた方、ごめんなさい。私たちの政策、数々あって、その中の一部しかご紹介できない。全部紹介したら、皆さん、終電間に合いません。けれどもひとつだけ短めにお話します。ものづくり大国日本をよみがえらせる。それは絶対的に必要なことだと、私たちれいわ新選組は考えています。じゃあ、どんな方法で? ヒントはアメリカから。アメリカの製造業、死んでました。それがよみがえりました。何をきっかけに? 2020年をきっかけに。政府調達って聞いたことあります? 政府が必要な物やサービスを購入する。日本にもあります。10兆円規模。そのうちの2割は海外からの輸入。アメリカは死にかけている製造業をよみがえらせるためにこの政府調達、1年間で80兆円規模に引き上げたんです。1年で80兆円規模に引き上げてアメリカ国内でアメリカの人々の手によってつくられたものを片っ端から買っていくんですよ。ヘリコプターブレードからオフィス家具に至るまで、買いまくっていくんですよ。それによってどうなった? 製造業、よみがえった。それだけじゃない。安定した雇用、賃金の高い良質な雇用、それが広がった。30年、先進国の中で唯一、需要が失われ続ける国。没落し続ける国。今の日本にこそ、それ必要じゃないですか? 日本国内でつくられた、さまざまな工業製品。それのみならず農産品に至るまで、日本国内において絶対的に必要な産業をしっかりと国がバックアップしていく。メイド・イン・ジャパンを日本政府が買いまくる。バイ・ジャパニーズ計画で、日本のものづくり、これをもう一度取り戻させていただきたいと思います。れいわ新選組と申します。どうかその先頭に立たせてほしい。ジャパン・アズ・ナンバーワンを取り戻すぞ。そういうことです。お力を貸してください。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」で、よろしくお願いたします。ありがとうございました。
暑かった。よう喋った。すいませんね、「おしゃべりおじさんここに現る」で申し訳ございません。ええ。これくらいの熱量で政治やれよって、そう思うんですよ。国会の中、見てみてよ。目死んでるおっさんらいっぱいいるんすよ。「大丈夫ですか? あなた。ちょっと、もしもし。ひょっとしたら毒盛られてるかもしれん。すいません。お医者様はいらっしゃいませんか?」って言いそうになるくらい深く眠ってるおっさん、いっぱいいるんです。このおっさんらの目を覚まさせるような鋭い質疑、突き上げ、そうして要求していくってことを5年間やり続けたのがれいわ新選組です。唯一、気を吐いてる政党と言っても過言ではない。ダメなものはダメ。徹底的に体張る。往生際悪い? 関係ない。国民のためにならないんだったら徹底的にやりますよ。どうしてか? みんなに選ばれたからです。やらせてください、れいわ新選組に。ありがとうございます。あの、私ばっかりマイク握ってんのもなんなんで、ぜひ紹介させていただきたいと思います。まず、雨宮処凛さん。ありがとうございます。作家の雨宮処凛さんです。
雨宮処凛:
よろしくお願いします。太郎さんをかなり初期から応援しているので製造物責任があると思って、ずっと応援しております。よろしくお願いします。
山本太郎:
2012年に選挙出た時に、あの石原のお坊ちゃまと戦ってね。そんな私を右も左もわからないときに、この国に貧困という問題がある、労働という問題がある、さまざまな専門家と繋いでいただいて、ある意味でみんなで山本太郎を育てなきゃダメなんだっていうことで、今も製造物責任を感じて、このように参加してくださってるということですね。
雨宮処凛:
はい。
山本太郎:
ありがとうございます。
雨宮処凛:
深い責任を感じてやっております。
山本太郎:
ありがとうございます。そしてですね、今日はゲスト来ていただきました。水道橋博士です。よろしく願います。
雨宮処凛:
イエイ。
水道橋博士:
こんにちは、皆さん。水道橋博士です。2年前に参議院選挙に出馬して12万票、票をいただき国会に送っていただきました。しかし病気になり、5ヶ月で離職してしまいました。本当に申し訳ありませんでした。今も、久々に会うんですが、ずっとれいわを、れいわの志を支持してます。僕は志半ばでしたが、必ずや、れいわのこの志は皆さんを皆さんを掻き立てると確信してます。よろしくお願いします。あの、すいません。僕も長く喋りたかったんですけど時間表見ると5分のところを40分喋ってんですよ。
雨宮処凛:
そう。そうなの。
山本太郎:
すいません。
水道橋博士:
5分ですよね。代表って。
雨宮処凛:
ずっと待ってたの。
山本太郎:
ごめん、ごめん。あの、混乱してまして。もうね、2週間もずっと喋り続けるこんな非人道的な祭り? こんな祭りないじゃないですか。
水道橋博士:
そうですよ。
山本太郎:
踊り始めたら止まらなくなっちゃったみたいな話です。申し訳ございません。ぜひお願いします。
雨宮処凛:
喋って大丈夫?
水道橋博士:
衆議院選挙というのは600億円かけたフェスティバルです。日本中で行われてます。皆さん、なぜ参加しないんですか? 1票投じることで参加できるんですよ。そしてこの選挙自体が天下分け目ですよ。今まで覆ってた、偽物の政治家、だまし続けた、30年間我々をだまし続けた人たち、落としてしまえばいいんですよ。そう思いませんか? 監視なんかしてませんよ。企業のもと、集団で、皆さんこれ、この人を投票してくださいと頼まれても投票箱の前は誰も見てません。皆さん、1票を投じるんです、自分の意思を。
雨宮処凛:
はい。水道橋博士。この選挙で、むちゃくちゃいろんな、くしぶち(万里)さんとか、長谷川(ういこ)さんとか応援に入ってますけど、どうですか? なんか、手ごたえというか。
水道橋博士:
いや、僕自身は病気をしてたので、慮(おもんぱか)られていて「いつでも行きますよ」って言うつもりだったんですよ。ですが、電話をかけてくださったんで、スケジュール空いてるところを今、行ってます。でも今日は最後です。皆さん、僕に約束してください。あなたの代わりに、れいわの、れいわの政治家は皆さん、やりますよ、あなたの代わりに。そして主権者はあなたたちなんだ。代議士は代わりないんですよ。あなたの代わりにやるのはれいわの代議士なんです。先生なんかじゃないですよ、れいわの代議士は。駆けずり回ってますよ。皆さん、必死で勉強してる。テレビでは少ししかやられませんが、テレビの討論会見てください。各代表がみんなやられてる。れいわの論客のほうが強い。それ何の結果か? これだけ皆さんの前で応答してるからなんですよ。自民党の政治家、見てくださいよ。今、突かれて「選挙妨害ですよ」って言っちゃうんですよ。れいわの候補者ってみんな一問一答やってるんですよ。皆さんの質疑応答を受け付けてる。これだけのお客さんの前で手を挙げれて答えられないことはない。答えられなかったらちゃんと識者に聞く。それが当たり前の政治じゃないですか? ごめんなさい。僕も、ついつい。
雨宮処凛:
素晴らしい、素晴らしいアジテーション。博士がどんなれいわの政策とか推せるところがあるのかなっていうのが、私、とっても個人的に興味があるんですけど。どうです?
水道橋博士:
僕は個人的には、裁判ね。反スラップ訴訟法案っていうものをやりたくてやりました。
雨宮処凛:
それがきっかけですもんね、維新のね。
水道橋博士:
維新の松井一郎っていうね。頭の…。
雨宮処凛:
またまた訴えられますよ。
水道橋博士:
あまり賢いわけではない人がですね、訴権というものを使って、僕がTwitterを引用しただけで裁判に訴えた。訴権の乱用をする。これはもう維新の常套手段。人の口を黙らせるためにああいう裁判を使う、それをやめさせたかったのが僕の動機でした。それが第一だったんですが。消費税もその前に田原総一朗さんと対談する機会があり、消費税は無駄である。その制度自体がいらないっていうことを聞いていて、そこからですね。れいわと、僕と。僕はあとからですけどね。最初っからではなく。でも、最初もたった5年前ですからね。
雨宮処凛:
そうですね。
水道橋博士:
はい。あと奨学金の問題です。
雨宮処凛:
そうですね。奨学金チャラっていうの、ほんとに、若者を貧困にさせて。
水道橋博士:
学生、皆さん、300万以上背負うんですよ。
雨宮処凛:
2人に1人がね。
水道橋博士:
2人に1人が300万以上の借金を背負って世の中に出す。大人の責任感じませんか? そんなことをやめさせましょうよ。これらの問題に対していろいろ質問、あと統一教会もすごく勉強しました。
雨宮処凛:
ほんとそうですね。
水道橋博士:
韓国が支配する世界観を持っている宗教に日本の政治家が助けてもらうってどう思います? もう1人残らず落としていいです。
雨宮処凛:
ほんと、今回の選挙はね、それが問える。
水道橋博士:
過半数割れとかじゃないです。もう自民党は壊滅的な打撃を受けるべきです。
雨宮処凛:
落としまくりたいですね。
水道橋博士:
そう思って欲しい、みんな、みんな。あのね、勝ち組だ負け組だって言われてる。勝ち組負け組だって言われたら庶民っていうのはもう9割は負け組ですよ。でもね、抵抗すべきなんです。負けない組であるべきです。我々は負けない組だよ、絶対負けない。それがれいわです。
雨宮処凛:
素晴らしい。いや、最近、闇バイト強盗とかもね。すごい起きてますけど、私、貧困の問題を18年追ってるので。とうとう、もう若年層の貧困化から、もう放置してたらもう、ああいうことにまで行ってしまったかっていうのは本当に苦しいんですけど。まさにそれが失われた30年の。私も太郎さんもロストジェネレーションという世代で、30年くらい、この世代は辛酸を舐めてきて、もう50代に突入しようとするというのに、ずっと非正規で年収200万以下で、ずっと結婚もなかなか考えられないという人が多いので、本当にそういう人たちの声をすくい取ってくれるのが、れいわだと思って応援しております。
水道橋博士:
貧困の問題はね、当事者の問題じゃないですよ。政治家が悪い。ぼんくらだっていいんですよ。仕事したくない人がいてもいい。それでも憲法保障してますよ、健全な生活を。のんびり生きたっていいんですよ。ダメだっていい、病気だっていい。それでも日本で暮らしたら、これだけ温かく政府が見守ってくれるんだ、そういう風にできるんですよ。各国やってますよ。日本だけですよ、こういう国は。すいませんね。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。本当はね、国会議員として絶対、名物議員になるだろうなって思ってたんです。ね、もうこの口調で、ね、私みたいにどっちかっつったらこう、尖っていくというよりかは、こう、みんなを笑わせながらね、政治に興味を持ってもらって、そして一番痛いとこ突いていくっていう、これ、かなりの高等技術じゃないですか。そういったものが国会の中で広がっていくってことは注目も集まるだろうしってことですごく、なんだろうな、私自身も楽しみにはしてたんですけれども、やっぱりこの中ってひどいんですよ。妖怪だらけだから。
水道橋博士:
妖怪だらけどころか。
山本太郎:
はい。
水道橋博士:
参議院に入ってすぐに。
山本太郎:
はい。
水道橋博士:
ある有名な参議院の自民党の議員からですね、「スラップ訴訟についての話し合いをしたいので完全に秘密で個室で会ってください」って。
雨宮処凛:
へえ。
水道橋博士:
本当こんなせこいことを言う、参議院議員いるんですよ。
山本太郎:
え、どういうことですか?
水道橋博士:
せ、せこうで、せこい奴ですよ。
雨宮処凛:
え? え?
水道橋博士:
せこいんですよ、本当。
山本太郎:
そんなせこい奴いるんですか?
水道橋博士:
せこいわ。
雨宮処凛:
せこう。
山本太郎:
いないでしょ、そんな。
水道橋博士:
行くわけないじゃん、俺。全部書きますよって言って。
山本太郎:
ちょ、ちょっと待ってください。それって何なんですか? つまりは、誰だ、あれ。松井一郎さんから訴えられてた。
水道橋博士:
はい。
山本太郎:
スラップ訴訟ですよね?
水道橋博士:
はいはい。
山本太郎:
権力を持った人間たちから。
水道橋博士:
口止めさせられる。うん。
山本太郎:
で、それに関して話し合いをしたい。
水道橋博士:
世耕さんが当時。
山本太郎:
すごい、言っちゃった。言っちゃったよ、もう。
水道橋博士:
ごめんなさい。せこい人がスラップ訴訟をやってたんです。青山大学の中野教授に対して。
山本太郎:
なるほど。
水道橋博士:
ええ。だからそれを参議院で議題にされたら困るから、その前に話し合いをさせてくださいっていう。
山本太郎:
まさかそんなせこい人はいないでしょう、参議院には。
水道橋博士:
ねえ。せこい。っつうか自民党ってものすごいせこいんですよ。
山本太郎:
でもね、すごくね、一人ひとりの議員は結構、人たらしばっかりなんですよ。なんかおもろいおっさんやなっていうかね、いいおっさんやなっていう人たちがいるんですけど集団になると、これ凶器になるんですね。エグいっすよね、本当に。
水道橋博士:
あと。
雨宮処凛:
世耕さんがさ、生活保護の引き下げをした戦犯ですよ。生活保護(に関する)プロジェクトチームっていうのを野党時代の自民党で、それで生活保護受給者のフルスペックの人権を否定するみたいな発言をしたりして、もうめちゃくちゃな極悪人です、あの貧困問題に関わった人間側からすると。そう、片山さんと世耕さんでね。
山本太郎:
生活保護って何かこう、イメージが悪い、不正受給だらけだ、みたいな空気をつくったのが、国会で。
雨宮処凛:
うん。
山本太郎:
そうですよね?
雨宮処凛:
世耕さんと片山さんです。2012年に。
山本太郎:
あ、片山さつきさんですか?
雨宮処凛:
はい。そうです。
山本太郎:
はい。ちゃんとフルネームで聞かないとわかんないなと思って。ありがとうございます。
水道橋博士:
僕は2001年から2005年まで『アサ秘ジャーナル』という番組で、毎週、政治家にインタビューしてるんですね。だから政治家の個々の人と仲が良いです。名前は言いませんけど枝野さんっていう人がいるんですが。
山本太郎:
あれ? 消費税を減税したらハイパーインフレになるっていう経済オンチの枝野さんでしょうか?
水道橋博士:
その枝野さんは。
山本太郎:
はい。
水道橋博士:
もう5回くらい出てるから。
山本太郎:
はい。
水道橋博士:
当然、仲が良いと思ってるんですよ。
山本太郎:
もう顔見知りもいいとこですよね?
水道橋博士:
ええ。参議院(議員選挙)に2年前にね。で、大阪で街宣をされてたから。
山本太郎:
参議院選挙のときに。
水道橋博士:
参院選挙のときに。
山本太郎:
バッテイングした? 大阪で。
水道橋博士:
ええ。挨拶に行ったら僕の顔を見て逃げ出したんですよ。
雨宮処凛:
見た見た見た。動画で観ました。
山本太郎:
あれ、なんで逃げたんですか? お金でも借りてるんですか?
水道橋博士:
いや、その前に「れいわなんて野党じゃないんだ」って大きな声で言ってたんで。
山本太郎:
「れいわなんて野党じゃないんだ」って地元で叫んでたというような、ある意味でちょっと顔を合わせづらい理由があった?
水道橋博士:
合わせづらいんでしょうか。
山本太郎:
なるほどね。もうしょうがない。自分の口で言ったんだから。
水道橋博士:
こんなことね、僕、全部言いますからね。言います。なんにも尊敬してない政治家を。別にどうってことないと思っている。
山本太郎:
もちろんですよ。だって先生と呼ばれる理由がわかりませんよね。
水道橋博士:
いやいや、我々は、我々っていうかまぁね、仕えるものです、国民に。
山本太郎:
そうですね。
水道橋博士:
我々の方が下です。
山本太郎:
公僕ですから。
水道橋博士:
公僕です。
山本太郎:
はい。そうです。そうです。皆さんにお仕えする者たちですから。そう考えるとするならば、いや政治家っていう風にこう祭り上げるものではないと。
水道橋博士:
もちろん。
山本太郎:
逆に言ったられいわで議員になってる者たちは、皆さんと一緒にこの国を変えていく、その先頭に立つ者だという話だと思います。
水道橋博士:
毎回、言ってましたけど、あなたが私なんです、私があなたなんです。代わりにやってるだけなんですよ。皆さん忙しい。生活がある。この国を変えようと思っても、なかなかそこまで自分がやることは難しい。だから代わりにやってくれてるんです。そう思ってください。使ってください。ただの道具ですよ、政治家は。
山本太郎:
ただの道具を使ってください。一番鋭利な道具を使ってください。れいわ新選組です。
水道橋博士:
チャンスですよ、明日チャンス。皆さん、天下分け目の戦いに皆さんが参加できるチャンスですよ。テレビを見てくださいよ。れいわが躍進したら拍手しましょうよ。良い夜を迎えましょう、明日。そのため、あなただけじゃない。あなたの周りの人にも言ってほしい。
山本太郎:
まだまだ増やせるんですよ。今、情勢調査っつって、ほら、情報流れてくるじゃないですか。テレビ・新聞で。どこの政党は減らしそうだ、増やしそうだみたいな話ですね。で、その中でれいわ倍増だって言われてるんです。
水道橋博士:
安心しちゃダメ。
山本太郎:
いやいやいや、ごめんなさい、ごめんなさい。それじゃ困るんです。8議席あって3議席が衆議院。つまり衆議院選挙においての倍増は3が6くらいになるって話なんで。もちろん3よりは全然、戦闘力は高まるんですけど足りません。2桁いきたいんです。2桁いきたい。
水道橋博士:
そして20議席いけば法案を出せます。
山本太郎:
そうなんですよ。
水道橋博士:
はい。そこまで言えば変えられますよ。
山本太郎:
ものすごい嫌だと思います、与党も野党も。あのね、れいわ新選組を嫌ってるのは与党だけじゃないんですよ。野党も嫌がるんです。どうしてかっつったら、とんでもない法律通るときに、最後の最後まで抵抗しようとするのがれいわだけだから。皆さん、見たことないですか? 山本太郎っていう馬鹿が1人で牛歩しているとか。あれね、なかなか理解しがたい人、多いと思うんです。何をやってんのか、目立ちたいだけだろって。違いますよ。芸能界で20年生きてきた人間が、あんな悪目立ちはおいしくないってすぐわかりますよ。どうしてあれやるかっつったら、最後の最後まで抵抗しないと悪い法律通ってしまって苦しむの国民じゃないですか。だとするならばその法律を体張ってでも、かっこ悪くても、泥水すすってでも止めてやるっていう集団が野党でなければ、次、託せませんよ。そうでしょ。多くの国民はどんな法律が通っているのかほとんど知らないから。テレビも最後、既成事実としてこんな法律が用意されててこれから通りそうですってことを、ギリギリで発表するんです。中身知らないまま、とんでもないものいっぱい通されてる。そのときに野党は当然、委員会質疑とかでむちゃくちゃ活躍するんです。ものすごく鋭い。素晴らしい。でも採決ってことになったらもう、とっとと手を結ぶんです。もうこれいつに採決しよっか。ぬるっと手を繋いで、もう採決日決めて、とっとと通しちゃうんですよ。何なんだ、それ。徹底的に体張る。国民から何と言われようと、それは理解していただくということをあとでできれば問題ないんですよ。その法律自体に対してぬるっと通しちゃうのがまずい。徹底的にこれはヤバいですよって炭鉱のカナリヤになって皆さんにお知らせしなきゃダメじゃないですか。それが野党の役割だろうって私は思うんですね。だからひとりで牛歩やると一番嫌がるのは自民党。そればかりじゃなく野党なんですよ。どうしてか? 「この法案を何としても皆さんと力を合わせて廃案にしたいと思います」って外で言ってんのに、最後までねばってんのうちだけだから。何やってんだよって。やめてくれって。プロレス、バラすな。そういう話なんですね。はい。そういうことでした。なので、わからずや、空気を読めるが読まないっていう人たちを、どんどん増やしていただきたい。そのためのチャンスは、まだ今日ありますからね。今日、明日でぜひ周りの方に比例は「れいわ」。ひらがな3文字で、比例は「れいわ」と拡めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
雨宮処凛:
最後、一言お願いします。
水道橋博士:
はい。もう明日なんで、皆さん、皆さんの持ってる1票。勝ち組だって、金持ちだって1票しか持ってませんよ。皆さん1票だ。ひとつの石だ。それを放り投げましょう。そして湖畔に波を起こしましょうよ。日常を変えましょう。皆さんの税金を搾り取って、議員同士で2000万円を渡している。あんな偽物ありますか? 馬鹿馬鹿しい、あんなことをやられて。怒るときは怒りますよ。主権者の皆さんが。明日は必ず投票してください。今日でも行ける。今日でも行ける。
雨宮処凛:
はい。じゃ、水道橋博士、ありがとうございました。
水道橋博士:
ありがとうございました。とんでもないです。
山本太郎:
ありがとうございました。水道橋博士でした。れいわ新選組代表山本太郎、そして雨宮処凛さんが一緒に今、この皆さんへの訴えの台に乗っていただいておりますけれども。次にご紹介する人、次は候補者なんですよ。東京にお住まいの皆さん、この人を国会に送ってほしい。今、アメリカと中国の間で緊張が高まってます。台湾有事。これが実際に起こるんではないかという話もある。アジアの中では、アメリカと中国、どっちにもつかない、そういう動きになってるんです。私たち、私たちに決めさせんじゃないよ、そう言っているアジアの国々。抵抗してます。大きな国同士で争われたら何も美味しくない。逆に迷惑しか被らない。経済も悪くなる。だからそれを止めようとしている、アジアの国々があるのにもかかわらず、日本だけがアメリカの尻馬に乗って、これ、より挑発してってる状態なんです。そんな国会の中で、今、一番必要な人はどんな人か? 本物の安全保障を知る人。そういう人を国会に送るしかないと思ってます。私たちの候補者です。東京外語大学院の名誉教授。そして東ティモールで、国連PKO暫定行政府の県知事も務めた。そしてその後、シエラレオネで武装解除になって内戦の終結にも貢献し、そして日本政府の特別代表としてアフガニスタンの武装解除も担当した人です。伊勢崎賢治です。よろしくお願いします。
伊勢崎賢治;
どうも、どうも伊勢崎です。どうも。ありがとうございます。
山本太郎:
重々しく紹介したんですけれど、どうも伊勢崎ですっていう感じで、ありがとうございます。はい。
雨宮処凛;
2人ともラフで、なんか政治家とかじゃないみたい、なんか休日のお父さんみたいですね、2人ともね。
山本太郎:
すいません。ラフでごめんなさい。でもね、ビシッとスーツにお願いしますみたいな真面目な顔してて、裏でヤバいことやってるやつよりかはいいでしょう?
伊勢崎賢治;
そうです。
山本太郎;
すいません。服装はラフやけど一生懸命やりますよ、私たちは。はい。すいません、ありがとうございます。
伊勢崎賢治;
ありがとうございます。
山本太郎:
ちなみになんですけど、ここから伊勢崎さんにですね、さまざま、これまであったこととかっていう部分を、ぜひ雨宮さんに聞き出していただきたいなっていう風に思います。
雨宮処凛;
はい。みんな伊勢崎さん、今日、話聞くの初めての人も多いと思うんですけれども。いや、まずびっくりしたんです、伊勢崎さんがれいわから出て。腰を抜かすほど驚いたんですけど。なんでれいわから出ることになったのかとか、出る決意をしたのか聞いてもいいですか? まず。
伊勢崎賢治;
まぁそもそも彼に会ってなかったら決心はしません。
雨宮処凛;
政治家になろうとも思ってなかったですよね? まったく。
伊勢崎賢治;
それはもちろん、僕、大学の教員として日本人にも教えていましたし、日本の若い人にとっては政治家って一番なりたくない職業のトップですから。はい。だいたいかっこ悪いし。
雨宮処凛;
でもなんで太郎さんと会ったことで決意を、どういう決意をされたんですか?
伊勢崎賢治;
かっこいいでしょ?
雨宮処凛;
ああー。
山本太郎:
そんな、そんな理由じゃないでしょ? そんな理由じゃないはずですよ。ちょっと、ぜひ聞かせてください。
伊勢崎賢治:
そもそも彼と会った、こういう質問が来ると思って、
雨宮処凛:
はい。
伊勢崎賢治:
いつ会ったんだろうと僕も忘れてて、いろいろ調べたんですけど、関野吉晴先生です。関野吉晴さんって日本を代表する冒険家で、僕の憧れの先輩なんですね。
山本太郎:
グレートジャーニーの方ですよね。
伊勢崎賢治:
そうです。
山本太郎:
はい。
伊勢崎賢治:
彼が7年くらい前に面白い人がいる、ぜひ会ってみなさいって言われて、彼と会ったんですね。それが最初です。で、僕はびっくりしました。とにかく吸収力が、知らない分野でも学習能力がものすごい人でね。直感でなんでも捉えて、物事の本質を見抜く能力は、僕こんな人に会ったことはなかったんで、ずっとショックを受けてたんですね。僕と違ったタイプの人間だなと思って。 僕はなんでも遅いんですけどね。それで、そもそもですね、彼と一緒に仕事を始めだしたのは、僕が彼に依頼したんです。
雨宮処凛:
え?
伊勢崎賢治:
どういうことかというと、はい、アフガニスタンから帰ってきて、そのときはアメリカ軍とNATO軍と一緒にアフガニスタンを占領統治。その、僕は日本政府代表だったんですね。
雨宮処凛:
はい。
伊勢崎賢治:
もちろん、さまざまな戦争犯罪を目にしました。もちろんタリバンとかアルカイダとかそういう人たちがやるものと、アメリカとNATO軍が引き起こす戦争犯罪ですね。で、帰ってきて、じゃあ日本はどうかな?って考えてみたんですよ。いろいろ調べるうちにショッキング、大変驚いたことがあって。日本の法体系、刑法とかあるでしょ? 自衛隊法とか。あの中には、我々の中には戦争犯罪という概念がないんです。それともっとびっくりしたのは、ジェノサイド条約って知ってます? 戦後、ホロコーストを経て、集団で、例えば何々人がいけない、あいつらの人種を地球から抹消しよう。こういうものがジェノサイドで集団殺人。つまり人間の属性、何々人とか、それをターゲットにする殺戮がジェノサイドっていうんですけども。ジェノサイド条約っていうのは、戦後まもなくホロコーストの経験から、なんていうのかな、ジェノサイドっていうのは、定義は今言ったようなことですね。だからお互いに国々がその条約を批准して、それが起こらないように監視しよう。で、もし起きたらそれを国連の最高の法的機関である国際司法裁判所、それに訴えましょう。こういう枠組みがジェノサイド条約なんですね。なんと日本、入ってないんですよ。で、一般の殺人事件とジェノサイドみたいなのの何が違うかっていうと属性でしょ、属性。だから実行犯、殺す人、実際に、それとそれを裏で操った黒幕がいるはずですよね。だって何々人を殺せっていうのは、これ、政治意思ですから。それにお金を出す人。まぁ、だいたい政治家ですよね。ね。もしかしたら軍が、軍の司令部が、皆さんに効率的に殺す方法を教えるかもしれない。それにもお金がいります。それとヘイト。ヘイト。何々人を殺せ、あいつらが邪魔だ、あいつらがいる限り俺たちの将来はないという、これを広報するメディア。これを黒幕といいます。その黒幕を正犯として、共犯じゃなくて正犯として最も重く裁く法体系がないんです、我々。で、ジェノサイド条約ってのはそういうことを言ってるわけです。つまり黒幕を裁かなきゃいけない。実行犯よりも重く、それも公訴時効なしで。これが国際法の考え方。その他、ジュネーブ条約もあります。国際法の考え方はこうなんです。調べたら日本だけそういう概念がないんです。つまりどういうことかというと、ヘイトを撒き散らす政治家いますね、いっぱい。いますでしょう? そのヘイトスピーチの、スピーチのおかげで、ヘイトクライムが起きる。そのヘイトクライムの中の最も激しいのがジェノサイド。我々が100年、100年以上前にやった、あの日本人がやった、関東大震災、朝鮮人虐殺事件。あれです。あれ今起こったら、あれこそ典型的なジェノサイドです。でも、それを裁く法体系を我々持ってない。これはおかしいでしょってみんなに僕言ったんですけれども、法学者も「え? え? そういえばそうだ」ってポカーンとしてたわけです。で、彼に相談したわけです。「やんなきゃいけないね」って、彼、一発でわかりました。これは大変な問題であると。これは本当にヘイト政治家を、ヘイトスピーチ政治家を野放しにする、それがずっと続いてるわけです。で、彼はアクション起こしてくれました。超党派議員(連盟)をつくりました、僕らは。覚えてます? そうなんです。そこになんと今の首相と今の防衛大臣がいたんですね。
雨宮処凛:
ええっ、そうなんですか。
伊勢崎賢治:
彼らはほら、防衛族でしょ。
雨宮処凛:
あ、そっかそっか。
伊勢崎賢治:
実は自衛隊も、自衛隊も命令する人間、司令官、国家の命令を下す人。で、その上の政治家。で、それに従った自衛隊員が引き金引いて、もしかして民衆を殺しちゃった…
雨宮処凛:
はい。
伊勢崎賢治:
かもしれない。そのときに責任を負うのは引き金を引いた自衛官なんです。上のほうを裁く法体系がない。
雨宮処凛:
はいはいはい。
伊勢崎賢治:
で、これは石破さんもあのときはね、ね、これはいけないですって、当たり前ですこれ。で、協力してくれた。
雨宮処凛:
ほおっ。
伊勢崎賢治:
野党は協力してくんない。他の野党は、彼以外は。
雨宮処凛:
へえっ。
伊勢崎賢治:
なぜかというと、そういう根本的な法的な問題を問い出すと憲法問題になるんじゃないかっていうおそれ。で、協力してくれないんですよ。僕は言ってんです。これ憲法問題じゃないって。憲法以外の刑法と自衛隊法とかその他の法で対処できるからやんなきゃ。じゃないと、じゃないと、自衛隊はどんどんどんどん外に出てく。どんどん軍備、それでヘイトスピーチももう止められない。昨日は埼玉行きましたね。あの川口のクルド人のね、人たちに対するヘイトもそうですよね。あれが高じて、もし我々が100年前のあれと同じことを起こしてしまったら、それで、その間に世界は進んでますから、これを防止しようという。そのときに日本に、まず日本がジェノサイド条約批准してないって皆さん知ってましたか、これ? 世界の大部分、申し訳ない、ちょっとこの名前を言って、中国だってロシアだって北朝鮮だって批准してんですよ。
雨宮処凛:
へえっ。
伊勢崎賢治:
ちょっとごめんなさいね。この名前をこういう比例のときに出すの良くないけれども。我々やってない。
雨宮処凛:
知らなかったです。
山本太郎:
もう大問題ですよね。で、先ほどの、やっぱり日本国的にっていうか、ね、日本に生きてる皆さんの中でも自衛隊っていうのは災害のときにも非常に活躍してくれるし、身近な存在というか、ありがたい存在でもあると思うんです。それを考えたときに、自衛隊員本人が個人として責任を負わされるって、こんなのむちゃくちゃですよね。命令した上官だったりそれを決定したっていう者たちに罪が問えないっていうような法体系になってる。そういう話をするとおそらく自民党だったり憲法改正したい人たちは、じゃあ自衛隊を軍としてまず認める。で、それだけじゃなくて軍法会議みたいなものも作っていく。憲法改正が必要だねって誘導する話なんですけど、それやらなくてもできると。
伊勢崎賢治:
そうです。証明しました、我々は。
山本太郎:
はい。
伊勢崎賢治:
みんなで。
雨宮処凛:
すごい。
伊勢崎賢治:
衆議院議員の法のスペシャリスト、法制局っていうのがあるんですけど、チームつくってもらって、半年かけましたけれども法案をつくりました。
雨宮処凛:
素晴らしい。すごい。
伊勢崎賢治:
ですね。でもそれを本当に可決させなきゃいけない。憲法関係ないですよ。憲法ほんと関係ない。いじる必要はない。軍隊を持たない、戦争はしない。あれはそのまま置いておくべきです、それは。ね。だけど今言った問題は政治家、司令官、そういう上の人が責任を取れない、取らない中で、自衛隊に命令する、ヘイトを撒き散らす、これはいかんでしょ。絶対いかんでしょ。1秒たりとも許しちゃならないんです、そんなことは。それを早くやる。1日も早くやる。で、今、名前を言ったお2人、党内野党のときはいろいろやってくれましたけども。
雨宮処凛:
そっか、そっか。
伊勢崎賢治:
期待するのは無理ですよ。本当に。もし自民党が、ね、まともな、つまり、彼らの以前の主張をそのまま首相になってできるほどまともな政党だったら、彼が言うように日本はこんなに悪くなってません。一回潰さなきゃダメです。
雨宮処凛:
あと質問したいんですけれども、今日まさにイスラエルがイランを攻撃っていうニュースがあって皆さんも不安に思ってるし、もう本当に世界がどうなっちゃうんだろうっていう、思ってる方が多いと思うんですけど、ちょっとその辺のことを伊勢崎さんに聞きたいなと思って。
伊勢崎賢治:
はい。今、恐れてきた、去年のいわゆるハマスによる10月7日の「テロ事件」、「テロ事件」。僕はかぎかっこ、僕はテロ事件とは思っていません。あれは弱者が、ね、いわゆるサプライズアタック、奇襲攻撃しただけ。ですよね。ずっと前から戦争は続いていて、ガザで、ガザでイスラエルのほうが殺してたわけです、より多くの人を。で、10月7日その事件が起こって、そのあとも報復として、イスラエルのほうがもう何百倍も、何百倍も、パレスチナ人の犠牲の何百倍の、何百倍の数の子どもたちを殺してる。ですね。止めなきゃいけない。で、ガザが、今、世界で問題になってましたが、今度この戦争がレバノン、ヒズボラ、ほんでイラン。今日の未明、はい、ミサイル攻撃を首都テヘランに、イスラエルはやってしまいました。これ本当に第3次世界大戦になる。兆しがあるでしょう。でもガザです。この瞬間、この瞬間、子どもたちがジェノサイドされております。今、ガザで起きてることは、あれは戦争ではありません。ジェノサイドであります。で、今言った自民党のお2人。党としては彼と同じネットワークで、このガザの問題をどうにかしようということで、10月7日すぐに今のこの、この問題が始まってから超党派議連をつくったんです。そして日本として法案つくりましたね、ジェノサイドを止めろという。それがすいません、なんか妥協の産物で。申し訳ない。れいわはちゃんとそれに対して文句を言ってくれたんですけど、本当にね。でも今、止まってない。ですね。で、その集まりで次に何をしようかってずっと考えてたんです。で、合意してたんです。次やることは一応声明は出した。次やることは、はい、パレスチナの国家承認です。これを日本政府として、ね、西側諸国の中では、アメリカの同盟国の中では初めて、初めてパレスチナを国家承認する。今はパレスチナの人たちはイスラエルという、常に増殖する、増殖する国家の中にいて、人質に取られてる感じです。じゃなくて彼らに国家としての地位を、地位を与えて、イスラエルと対等になって、国際社会がそれを見守り、それに介入し、あくまでも2国間のやりとりとして停戦なり和平を考えるっていう仕組みをつくる。これが日本政府としてできる今、今、最低のことです。それをやりたい。それをやるためにも、その超党派議連っていうのは、申し訳ない、今、活動停止です。でも復活する見込みはない。だから自分でやるしかない。それもれいわを通じてやる。その決心をしたわけであります。
山本太郎:
日本だけじゃなく世界でも起こっている不条理。ね。子どもたちも殺されまくってるっていう、一方的にっていう話ですね。これを止めるためにも、日本としてできることがあるはずだと。世界各国でさまざまな武装勢力であったりとか、衝突っていうものに対して、武器を置け。アフガニスタンでも武器を置かせた。東ティモールでもそう、シエラレオネでも武装解除を行なった。そういう実務家が国会の中に1人でもいる? いない。全員素人ですよ。本物を送り込もう、みんなの力で。力を貸してください。世界から争いを、そして日本の近くでもアジアでも和平を、これを構築していくためには実務家が必要。意味不明なタカ派的発言で、軍産複合体ばっかり膨れ上がっていくようなビジネスに繋げちゃダメです。今必要なのは、「伊勢崎賢治」、「伊勢崎賢治」でございます。
伊勢崎賢治:
雨宮さん、ありがとうございます。
雨宮処凛:
即戦力です。
山本太郎:
ぜひ比例、比例は「れいわ」。間違っても比例に「伊勢崎賢治」って書かないでください。それ書いちゃったら無効になります。比例は「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。ありがとうございます。ありがとうございます。わかりました。さぁ、というわけで、れいわ新選組代表山本太郎でございます。ありがとうございます。休日の日のお楽しみの時間にですね、大きな音で申し訳ありません。そして2つ目3つ目の仕事、抱えている方々移動中かもしれません。本当に申し訳ありません。どうしてこんなに働いても働いても豊かな社会にならないのか。それはあなたの努力が足らないからじゃない? そう思わされてませんか? とんでもない、構造上の問題なんですよ。冒頭でも言いました。生活苦しい人、全体の6割、国民の6割、厚生労働省の調べ。中小企業もバタバタ潰れてる。前年同月比で29ヶ月連続で鰻のぼり。その8割は不況倒産。物価高がここまで拡大した中で今すぐに必要なものは何か? 現金給付ですよ。悪い物価高が収まるまでの間、現金給付しなきゃダメ。だって、ひとつの船なんだから社会は。今よりも生活が厳しい人たちがさらに増える、事業者が継続できなくなるという状況をつくってしまったら、これ、さらに景気が悪くなります。社会はひとつの船。GDPはみんなの儲けでしょ。それを考えたら今できることは個人や民間に責任を丸投げするのではなく国が支える。社会にお金が回っていないときにはお金を出せる主体、通貨を発行している主体、つまりは国がちゃんと役割を果たすべき。皆さんの使えるお金を増やすためにも今すぐ減税、社会保険料の減免。何よりもそれを強力に求めていくのがれいわ新選組でございます。どうかお力を貸してください。ありがとうございます。
少子化が問題なんですって? 少子化が。いつから問題になってますか? 少子化になっちゃうよ、このまんまじゃ。警鐘が鳴らされたのは1970年、大阪万博の頃から。じゃあ今まで政治は何やってたんですか? ぼーっとしてました。そんなの通用しませんよ。そうでしょう。1人で生きるだけでも精いっぱい、そんな社会にしてしまった。そんな状態の中で家族なんて持てるはずもない。だとするならば、そこに対する負荷を減らすしかないんですよ。奨学金チャラですよ。ワンショット、10兆円で500万人を超える人々の生活が変わるんですよ。当然やるべきです。そして何よりもたとえシングルであったとしても、シングル家庭であったとしても子どもたちをちゃんと教育受けさせられるようにするためには教育費の無償化。少子化が問題なんだろう。子育てのコストを下げろよ、国が面倒見ろよ。当たり前です。やっていきましょう。学問に触れてそれを掘り下げた若者たちがこの国を成熟した国家へとつくり上げていくと。若い人たちへの先行投資。この国の未来のためにもぜひ皆さんお力を貸してください。教育無償化、その最先頭に立つのがれいわ新選組でございます。さまざま、他にも政策がございますけれども、どうかホームページでご覧いただければという風に思います。
さぁ、というわけでですね、インフォメーションさせていただきたいと思います。皆さんの中でもしもポスターを持っていただける、持って帰っていただけるという方がいらっしゃいましたらお願いいたします。あなたのお家に壁ないですか、壁。夫婦間に横たわる冷たくて高い壁、そんな話は一切しておりません。あなたのお家の外壁の話でございます。あなたのお家に壁があればぜひ持って帰っていただきたい。で、貼っていただきたいんですね。比例はれいわと書いております。ごめんね、うちの家に壁があるんだけど既に別の党のポスター貼ってるから。そういう方、心配いりません。私たち一切気にしない。そのポスターの横にこれを貼ってください。よろしくお願いいたします。こちらのポスターは私の立っている右側、皆さんから見たら左側になるかもしれません。あちらのほうの机でお受け取りいただけます。そしてもうひとつ。れいわ新選組、数のわりには半端ない戦闘力でございます。ただし、私たちが一番弱い部分は資金面です。資金面でも象と蟻の戦い、こんな状態になってしまっています。もし皆さんの中でワンコインでも応援してあげるよ。そんな心優しい方がいらっしゃいましたら、ぜひお願いをいたします。私たちですね、10月の7日からですね、25日までの間にぜひ皆さんに無理のない形でということでご寄附をお願いしたら1億403万円頂戴いたしました。大切に使わせていただきます。ありがとうございます。新聞広告載せるだけでもむちゃくちゃ高いですね。で、選挙期間は足元を見て値上げしてるんですよ、あいつら。あいつら言うたらあかんわ。ね、新聞の方々、すいません。はい。そういうことでございます。で、ネットの広告、これ最近、むちゃくちゃみんなお金突っ込むんです。先日、うちの担当者がネットの広告会社の人と打ち合わせをしました。そのときに出た話、「れいわさん、いくらくらい今回突っ込みますか?」「すいません。うちはちょっと今、資金が厳しくて2000万円スタートで」っつったら向こうが一番びっくりしたんです。「大丈夫ですか? それ。効果出ませんよ」みたいな話になって。大体、みんな億超えたお金突っ込みます。中規模のちっちゃいとこでも、もう既に5億突っ込むこと決めてますよ。そんな世界なんですよ。多く打てば打つほど効果が見込めると言われているもの、そこに対して私たちは自分たちの身の丈しかできません。一方で皆さんからこのようにいただいた、さまざまなご支援は大切に使わせていただきます。一方で皆さんの中で無理のない範囲でご協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらの机のほうでご寄附のご協力お願いいたします。大切に使わせていただきます。
30年、不況でそこにコロナで物価高だから、お金なんて出せないよ。そんな人たち、圧倒的なのは存じ上げております。寄附よりもさらに私たちにとって大きな支援となるのが、全国どこからでも比例、団体名で投票できる比例、比例は「れいわ」と、ひらがな3文字で「れいわ」でよろしくと。あなたの周りの方々で特に関心の薄い人、そういう方にお願いをしていただく。そして投票に行っていただく。それを拡げていただくのは私たちにとって最大の皆さんからのご支援となります。どうか周りの方々に比例は「れいわ」、比例は「れいわ」と広めていただけないでしょうか。今日、明日で議席数をかなり増やすことができます。あなたのお力で。どうか力を貸してほしい。居眠りだらけの国会で、魚の死んだ目のような形のおっさんたちいっぱいいる中で唯一、小さな政党として気を吐き続ける。そして私たちが鋭い追及、そのようなものをするときには居眠り親父たちは目を覚まし出します。この国に本当に必要な経済政策、世界ではスタンダード、当たり前にやられてるけれどもこの国では事実上、手は打たれず放置プレイ。これじゃ失われた30年は40年になってしまう。失われた30年をみんなの手で取り戻す。取り戻す、取り戻す、経済オンチから日本を取り戻す。その先頭にれいわ新選組に立たせてください。どうかよろしくお願いいたします。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」でどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。ありがとうございます。
本来ならばですね、皆さんとツーショット写真を撮ってネットに上げてください。ネットに上げたものにメッセージ添えてください。そういう場面なんですけど、ツーショット写真撮る時間がなくなってしまったんですね。なので勝手に山本太郎の写真とか動画撮ってもらって結構です。ほぼ肖像権ないのが山本太郎ですので。撮った写真でネット上に上げられる方はぜひ上げていただきたい。で、上げた際にはどうか一言メッセージ添えていただきたいんです、感想を。その感想の内容に関しては私たちを応援する内容じゃなくても歓迎します。マイナスでもいい。ディスってもいい。自由にやっちゃってください。狙いは何か? 日本社会の中で宗教、そして政治に対してあんまり物言わないほうがいいっていうような、何となくの空気のタブーないですか? そんな国は変えようと思っても難しいんですよ。この国のオーナー、誰よ。総理大臣? あんな者は雇われ店長に過ぎません。前の店長クビ、今の店長も危うい。この国の最高権力者はあなた。この国の日本という会社の株主はあなたなんですよ。あなたが会社のことについて物言って当たり前、普通。それをみんなの空気の中で拡げていきたい。あなたが何かしら投稿することによってあなたと繋がった人が、「あれ。この人こんなこと言ってる。あ、政治に対して何か物を言ってもいいんだ。感想を言ってもいいんだ」、そういう空気が広がっていくことで社会の変わっていくスピードが早まるかもしれない。やれることは全部やる。そのためにも、山本太郎を勝手に撮って、ネット上でアップしていただく。そしてディスってもマイナス発言でもいい。自由にしてください。よろしくお願いします。どうぞ。ありがとうございます。
※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。