【文字起こし&動画】山本太郎代表 2024年10月18日 大阪駅御堂筋北口

投稿日:2024年10月19日(土)

山本太郎:
大きな音で失礼をいたします。れいわ新選組と申します。代表を務めている山本太郎が大阪駅前にお邪魔をいたします。国会議員が8人しかいません。増やしてください。茶番の国会に気合いを入れさせるために、たるったるのゆるっゆる、緊張感なし。毒でも盛られてるんですか?っていうくらいに寝まくってるおっさんたちの目を覚ますためには、私たちれいわ新選組の躍進が必要です。どうかお力を貸していただきたい。それを拡げるために、今日は大阪、ここ御堂筋側でマイクを握らせていただくことになりました。れいわ新選組代表山本太郎です。700人いるんだけど、そのうちの8人という小さなグループ、れいわ新選組です。2019年、山本太郎が1人で旗揚げをしたれいわ新選組は、この5年の間に8人の国会議員が生み出されることになりました。バックに宗教なし、バックに大企業なし。私たちのバックは、この国がなんとかなったらいいのにな、将来不安だよな、そういう思いを抱えた人たちが横に拡げてくださって8人の国会議員を生み出すことになりました。そういった市民一人ひとりの力で横に拡がった政党はおそらくれいわ新選組が初めてです。だから警戒されてます、永田町の中では。わからずやの集まりですから、空気なんて読みません。永田町の仲良しクラブに対して、その中身をバラすために私たちは存在していると思っています。そんなことで与党からも野党からも嫌われ、そして潰せる機会があればいつでも潰してやろうとさまざまな工作をされているのがれいわ新選組でございます。どうか、れいわ新選組に力を与えてほしい。そして、さらに突破できるようにお力を貸していただきたい。そのための訴えをこれからさしていただきます。どうかよろしくお願いをいたします。

れいわ新選組代表山本太郎と申します。れいわ新選組、一体何がやりたいんですか? そう言われたときにシンプルに、人間の尊厳が守れる社会をつくりたいです。人間の尊厳が守れる社会をつくるためには何が必要ですか? 経済的安定が必要なんです。物価上昇に負けない賃上げ。国会の中では全く効き目のない呪文のように繰り返されます。実際に物価上昇に負けない賃上げが行なわれてる人どれくらいいますか? いていいんですよ。ほとんどいないじゃないですか。それもそのはず。賃上げしたいけどできない、そんな企業、あまたですよ。皆さん、帝国データバンクの数字見ましたか? 9月報。中小零細バタバタ潰れてますよ。その中で8割が不況型倒産。日本はそれくらいの経済状況にあるっていう危機感を政治が全く持ってないってこと。物価高だけでこんなことになったんじゃないですよ。そもそも日本は30年、景気が悪い国なんです。先進国の中に、30年景気が悪い国って存在しますか? 存在しません、日本だけです。先進国に30年間、実質賃金が下がり続けている国、存在しますか? 存在しません、日本だけです。30年の不況によって賃金の真ん中の値、所得の中央値が131万円も下がった国、存在しますか? 存在しません、日本だけです。どうして日本だけこんなに無茶苦茶な状態にあるんですか? 原因は政治です。「山本さんね、なんでもかんでも政治のせいにするもんじゃないよ」そういう方いらっしゃいます。違います。政治がつくった制度、政治がつくったルールによって、この国は確実に30年壊されてきました。一番大きく壊されたものは何かって? 雇用環境、労働環境が壊されたんですよ。大企業や資本家にとって働くあなたはコストだから。そのコストを安くするために1990年から非正規化、どんどん増えていきました。非正規ってどんな働き方ですか? 不安定、いつでも首切れる、給料安い。コロナ禍に一番最初に首切られるのって非正規からだったでしょ、派遣からだったでしょ。そのような使い勝手が良く、安く使える人間を大幅に増やしたのが自民党ですよ。結果どうなったか。給料が安く不安定な生活を強いられる人たちは、お金を使えなくなります。使いたくても使えない、収入が減っているから。使えたとしても我慢をする。そんな状況になって社会にお金回らなくなったんですよ。結果、何が生まれますか? 全体的に実質賃金、落ちていくんです。当たり前。

社会に回るお金の量が減れば事業者自体の売上も減る。事業者の売り上げも減れば当然、これは給料減ったり、人減らしということにも繋がっていく。その負のスパイラルから30年、出れない国が日本じゃないですか? それだけじゃない。これまで政治で壊してきたことは何か? 労働環境の破壊だけじゃない。もうひとつ、税金の取り方を歪めてきたんですよね。税金の取り方を歪めた一丁目一番地は何ですか? 消費税です。私たちれいわ新選組は消費税を廃止にすると言ってます。そんなの無理だ、そう思われているあなたにこそ聞いていただきたいと思います。消費税を廃止できない、そう思うあなたは、なぜ消費税廃止にできないと考えますか? おそらく多くの方々は消費税って社会保障に必要な財源なんでしょ? だからやめられるはずないよねと思っちゃってる。ごめんなさい。それ間違ってるんです。間違ったことを刷りこまれてるんですよね。つまりは何かと言うと消費税、今日、あなたが払った消費税。コンビニもしくはパン屋、スーパー、今日、朝起きてからこの場で山本太郎という変わった生き物に出会うまでの間の時間に、おそらく何度か消費税を払われた方々、多いと思います。その消費税が社会保障に使われてるのかって? 使われてませんよ。1年間、あなたが細々と払い続けてきた消費税が社会保障に使われてるだって? 一部しか使ってない。それ以外は関係のないところにお金が流されます。じゃあどこなんですか? 大企業に対する減税、金持ちに対する優遇、その穴埋めとしてつくられているのが消費税です。直間比率の是正。直接税を下げるために間接税を入れる。1989年、消費税が3%でスタートする前の議論をちゃんとチェックしてみてください。そこで明らかになります。つまり社会保障に使うなんて話は後付け。一番の目的は俺たち資本家、大企業にお世話になっている国会議員ども、選挙のたびに票をまとめてやって常日頃から金をやっているのに、俺たちの税負担を減らすこともできないのか? そういうところが出発点ですよ。彼らに減税する。そのためには消費税を上げる。消費税を上げるたびに法人税は減税されまくってるんです。これが事実。だとするならばあなたが消費税、払う義理なんて何もないです。それでも私は大企業を支えたいから、彼らに恩恵を授けたいから、自分は消費税を払いますっていう訳のわからない人は払い続けてください。でも私は御免。この国の経済を破壊した、ある意味でのA級戦犯である消費税はやめるしかないと思ってます。

消費税をやめた場合、皆さんにどのようなプラスが現れるか? 1年間で20万円〜30万円、手元にお金を置いておける。逆に言えば消費税をやめることによって、皆さんに対して国が年間20万円〜30万円の給付金を出すことと同じことになるんですね。もしあなたが手元に20万円〜30万円使えるお金があったとしたら何しますか? ただでさえ足りていない物、買おうとしませんか? 欲しかった物を買いませんか? 多くを貯金に残したとしても、その中の一部でも何かしら使いませんか? あなたが何かしらお金を使ってくれる消費。消費という行為は回り回って誰かの所得に変わっていく。あなたが使ったお金は誰かの給料になっていくっていう当たり前の循環をもう一度取り戻す必要があるんです。30年不況、先進国で日本だけ。つまりは失われた30年。これを取り戻すためには、皆さんの賃金を上げていくためには、まずは景気を良くする以外方法がないんですよ。そこをすっ飛ばして賃金が上がっていく社会にしていくとか、意味不明な呪文ばっかり唱えているのが国会という場所。具体的政策を示せってことですよ。大胆に大幅に減税、それによって使えるお金を増やし、皆さんには消費していただく。消費が動き出すってことは当然、投資も動き出す。新しい機械に入れ替えよう。新しい工場をつくろう。景気が良くなるだろうから今のうち、賃金を上げて人を押さえておこう。消費税が廃止になる前から社会は動きます。当然、経済はマインドでもあります。このような形で30年、ある意味で死んでしまった日本という国を蘇らせる必要がある。

足元、見てみてくださいよ。今のこの国、どうなってますか? 6人に1人貧困。国民の6人に1人が貧困ですよ。高齢者5人に1人が貧困? ひとり暮らし女性4人に1人が貧困。ひとり親世帯、2つにひとつが貧困。こんなむちゃくちゃな状態にしておきながら、自民党の国会議員4分の1以上は裏金ネコババ数千万円。逮捕もされない、金も返さない。そして、この間30年の間に儲け続けているのは大企業のみ。この13年の間、溜め込んだキャッシュ、新たに139兆円、世界で2番目に大金持ちが多い国が日本。金がないわけじゃない。金はうなるほどある。ないところから搾り取って国を壊し、一部の者に金を流し続けたら、こんな状態になるの当たり前ですよね。こんな状態にしたのは誰ですか? 政治ですよ。政治によってつくられた地獄は政治によって変えるしかない。逆に言えば、政治によって変えられるんですよ。あなたの力、貸してもらえませんか? その先頭に立ちたいんですよ。風穴を開けさせてほしい。いや、もっと大きな穴を開けさせてほしい。れいわ新選組、その先頭に立たせてください。ピンク色の投票用紙、比例には「れいわ」、ピンク色の投票用紙、比例は「れいわ」と。私たちの仲間をさらに増やして、空気を読まない、仲良しクラブ国会を、空気を読まないという私たちの行動で。国会の中でテーブルの下でぬるっと手を繋ぎ、様々な国民にとって不利益が進められるってことを、さらに大きな声で、皆さんに伝えられる存在にさせてください。れいわ新選組代表山本太郎、今日はここ大阪でマイクを握らせていただきます。よろしくお願いします。



お仕事、お疲れ様でした。最近、入院してたんですよ、私。ふふ(笑)。あの、ご飯食べて家帰ったら、体中ブツブツだらけになって。で、まぁ、そのまま寝ようかなと思ったんですけど、あまりにもブツブツが多いんで怖くなって、救急病院調べて自分で行ったんですね。そしたら、「入院してください」って言われたんです。注射1本、打ったら治るかな?と思ったんですけど、そうじゃなかった。で、24時間は安静にしてなきゃいけないからってことで、とりあえず入院だってことで、次の日の昼まで病院から出れませんって言われて。病院出てすぐ、大阪を目指しました。だって重要じゃないですか、大阪。そうでしょ? 本当は大々的に維新に変わって、大阪で。大阪の住民の皆さん、関西の住民の皆さんのために全力を尽くしたいと思ってます。だって、私、兵庫県出身ですから。でも、私、16歳のときに東京に出て、芸能界に入りました。20年間ですね。芸能界の中で生活してたんだけれども、あることをきっかけに、政治っておかしいかもしれないな、マスコミって変なんじゃないのってことに気づいたんです。それが原発事故でした。原発事故から、これは何か物を言ったほうがいいよなってことで、原発いらん、エネルギー転換しようっつったら、仕事が一気になくなっちゃったんですよ。テレビ・新聞、他にもさまざまなエンターテイメント、そういったものはバックに企業がいるんですよ。広告主が数千万円、数億円、数十億円というお金で、そのメディアを事実上、これ、ジャックしてるのと同じことなんですね。テレビ・新聞からはなかなか本当のことを知れない。そういった意味で、消費税のことも皆さんご存じない方多いと思います。消費税の悪口なんて、テレビ・新聞から言いません。だって軽減税率の対象になってるのが新聞でしょ。飴玉もらってる奴らが、消費税とは実はですねなんて話し出すわけないんですよ。でね、テレビはどうしてかっつったら、テレビの母体は新聞社ですから、利害関係者ですね。そういった意味で、さまざまな情報、幅広に見ていきながら、この日本がどうなっているのか?ということを皆さんと一緒に考えていきながら、この国を、この船を沈ませないように。大丈夫、自分は困ってない、このまま人生うまくいきそうですっていうあなた、その自信は、どこから? あなた1人勝ち逃げできる、そんなうまい話があるかなぁ? 社会って、ひとつの船なんです。GDPで考えてみて。みんなの儲けを足したものですよ。今、あなたが勝ててたとしても社会自体が沈んでしまえば、この先のあなたは勝てるかどうかわからない。だからこそ、この社会全体を底上げしていきながら、この船を安全な場所に停泊させる必要がある。その舵取りを任されたのが政治っていうわけなんですね。

でもこの30年の政治は裏切りに次ぐ裏切り。逆に言えば国を切り売りしてきた。労働環境を破壊し、税の歪みをつくり、そして一部の者たちだけが大成功を収め、多くが沈没するような構造をつくってしまった。その中で失われたものは何ですか? 日本のものづくりですよ。ジャパン・アズ・ナンバーワンといわれたものづくり。日本国内の需要がなくなった。どんどん失われていく。需要がないところに商売なんて成り立たない。だから企業はどんどん海外に出ていく。そのような状況が生まれましたよね。製造業空洞化。今こそこの国に必要なものは、そういった企業たちに国内に帰ってきてもらって、そしてこの国で真面目に働いている中小企業の皆さんたちと連携していきながら、もう一度私は、ジャパン・アズ・ナンバーワンという国を取り戻したいと思ってます。そのために何が必要かっていう政策を簡単にお話しします。

日本国内で作られた日本国の製品に対して、日本国政府が、それら製品を買い上げていく。メイド・イン・ジャパンを政府が買い上げていくっていう政策です。これはもう既にアメリカで行われています。年間80兆円規模。80兆円規模で、アメリカ国内で、アメリカ国民によってつくられた製品を、アメリカ政府が買い上げていくんです。これによって何が生まれたかって、製造業が立ち直ったんですよ。そして、安定した労働、賃金の高い良質な雇用が生まれてきたんです。これってむちゃくちゃ強い話ですよ。日本国内もやったほうがいい。私はそう思うんです。だから私たちれいわ新選組はそのような政策を掲げております。バイ・ジャパニーズ計画。ちなみにアメリカはどれくらいの幅でさまざまな製品を買うかっつったら、オフィス家具からヘリコプターのブレードに至るまで、ものすごく幅広に買い上げていきます。それによって製造業、そこに対してどんどん血液を流していくわけですね。日本もやりましょうよ。その技術が失われたわけじゃない。このまま不況、経済不調、こんな状態が続いちゃったら、今、日本が持っている技術さえ失われてしまう。ものづくり大国、日本をもう一度、私は再興する必要があると思います。やらせていただけないですか。れいわ新選組に先頭に立たせてください。

さぁ、こっからなんですけども、れいわ新選組の、大きく分けて、短期的な景気刺激策、日本の需要を取り戻すための消費税廃止。そしてもうひとつは長期的・中長期という意味合いにおいて、日本国製品を日本国が買い上げていく、いわゆる政府調達というお話をさせていただきました。ここからですね。時間的にはおそらく15分程度に、14分になったかな。皆さんから質問いただこうかなと思うんです。選挙のときに質問を受け付けるっていう政治家、あんまりいないですよね。失敗できないからなんですよ。でもそんなことを恐れてたら何の話もできません。一方的に演説垂れ流して終わりです。そんな話にはしたくない。なので皆さんにもマイクを握っていただきたいんです。ただしですね、8時にマイクを切らなきゃいけないっていう公職選挙法上のルールがあるわけです。それを考えると、残り13分の間に数名の方をピックアップさせていただきたいと思います。あなたの質問、10秒以内にまとめられますか? 10秒以内で質問まとめられる方にちょっとポイントを絞っていきたいと思います。10秒? 無理無理って方、意外といけるもんだっていう例を出しますね。「憲法改正どう考えてますか?」 4秒です。「消費税やめるって言ってるね、財源どうするつもりですか?」 7秒です。こんな感じ。ご挨拶いりません。そのまま質問にいってください。10秒で質問してみたい方、どれくらいいらっしゃいます? 手を挙げていただけたら。どうでしょう、どうでしょう。さぁ、じゃそちらのチェックシャツの人いきましょうか。チェックシャツ、帽子被ってる人、通路側出て、通路側出て。通路側に出てください。すいません。時間がないので。すいません。他いかがですか? さぁ、じゃそこの眼鏡の方いきましょうか。通路側に出てください。すいません。さぁ、他はいかがでしょう。10秒でお話をしていただける方。えっとどうですかね。どうでしょう。よくわからないですけど男女共同でやられてますね。はい。じゃあいい彼女を持ったってことで。ありがとうございます。(今、何人ですか? 3人)あと2人いけるかな。

さぁ、いかがでしょうか。じゃ、先ほど電車の中でしつこく質問してきた、灘高校生(笑)はい。もう電車ん中でも、さっき移動してんのにずっと喋りかけてきて、「質問していいですか?」「質問していいですか?」って。ごめん、脳休めたいねんけどみたいな感じになってたんすね。さぁ、他いかがでしょうか。女性の方いらっしゃらないですか? どうでしょう。どうでしょうか? じゃ、そちらの方いきましょうか。どうぞあちらへ。あっちです。れいわ新選組代表山本太郎、皆さんからご質問をいただきます。時間の都合上10秒で質問をいただき、それに山本も短く答えるということになります。ただし、これだけは説明しなきゃいけないというものに関しては少しお時間いただく可能性もあります。それでは、山本太郎に質問してください。

質問者:
大阪万博の中止の工程を教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。大阪万博を中止するために何が必要かっつったら、大阪市民、府民の反対の意思っていうものが、さらに表に出てくる必要ありますよね。そういうことだと思います。それ以外、止めようがないんじゃないかな、そう思います。特にこの選挙で維新に入れない、これデカいと思います。当然ですよ。大阪を私物化するな、ですよ。大阪市を破壊しようとした住民投票、何回やっとんねんと。このまま放っといたらもう一回やられますよと。もちろん国政の維新と、何だ、大阪の維新は違うんだって話ありますけど何言ってんだと。家族内でお前と俺は別だとかそんな話にならない。根は一緒じゃねぇかよって話です。まず、この国政においての維新に対して、はっきりとノーを突きつける。まずそこはかなり大きな影響を及ぼすと思います。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからご質問をいただいてます。次の方どうぞ。

質問者:
同性婚についてどう思われますか?

山本太郎:
ありがとうございます。国民が幸せになるために必要なものであるならば、黙ってサッサとそれOKにしろよってのが私の考え方です。例えばですけど、選択的夫婦別姓とかありますよね? 選択的だろって。名乗りたい人は名乗る、名乗りたくない人は名乗らない。選択制なんだから。何をガタガタ言ってんだよ。誰に気遣ってんの? 統一教会ですか?って話ですよ。で、同性婚。同性婚に関しても一緒です。国民が幸せになりたいという形で、それが結婚という形であるならば、それは何かしらのね、形だけの契約だけではなくて法的にも守られるという形をつくるべき。私はそう思ってます。当然です。サッサとやれです。四の五の言うなです。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからご質問をいただいてます。次の方どうぞ。

質問者:
夫婦で教員をしてます。日本の教育の未来について一言教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。夫婦で教員されてるんですか? ありがとうございます。学校の先生、憧れた時期あります。どうしてかっつったら自分がものすごく影響を受けた先生いるんですよ。山本はダメだってね。中高繋がったとこ行ってて、大問題児として中学生のときから扱われてて。で、高校にそのままエスカレーターで上がるというときに誰も担任持ちたくなかったんだけど、「私が持ちます」って前に進んでくれた先生がいたんですよ。で、これまでの教育と全く違うかった。先生と違うかった。逆に言ったら、ちょっとでもいいとこあったら「お、お前ナイスや。そうや」っていう風に励ましてくれるっていう、初めて会ったような先生だったんですね。そこにおいて、何か自分が初めて認められたってことに対して、何かしら先生っていう存在、すごく重要なんだなと思いました。一方で今の教育どうなってるかっつったら、先生1人にかかる、あまりにも仕事の多過ぎる状態。保護者対応、それだけじゃない。さまざまな、例えばですけどクラブ活動、いろんな多岐にわたること。生徒っつっても人数多いし、一人ひとりと密な関係なんて築けませんよね。それを考えたときに、1クラス当たりの人数を減らすしかないんですよ。その上で教員数を増やしていくしかない。教員数増やすために何が必要かっつったら、これ教育に予算を割くしかないんですよ。OECD、先進国グループと呼ばれることもあるけれども、OECDで見たとしても日本は教育関連費用に対して最も金を出さないドケチ国家のトップ1、トップ2あたり行ったり来たりしてるんです。金出さない。金出さないことによって、しわ寄せどこに行くかっつったら現場に行くんですよ。英語を教える先生がいないから体育教師に英語を教えさせるってちょっとおかし過ぎるでしょ? でも現状そういうことが起こっちゃってる。何をしなきゃいけないか? 学校の先生、超ブラック、そういう状態を改善していく必要がある。聖職者じゃないんですよ。ね? お寺のお坊さんじゃないし神父さんでもない。働いた分に対する当然、その見返り、処遇がちゃんとされなきゃいけない。つまりは残業代ちゃんと出るようにしなきゃいけない。

そして休み、ちゃんと取らせなきゃダメ。これは大阪ではないですけれども、30日連続で勤務していると言われてる方もいらっしゃいました。こないだお話ししたときに。地獄じゃねぇかよと。他の分野でもさまざまそういう仕事あるかもしれません。けれども今、教員の話をされましたので、まず教育予算はぐんと上げなきゃいけない。学問に対して金を出せ、口は出すな、国が。学問に対して金を出して現場に任せろ、そういうことなんですね。現場の疲弊をこれ、そのままにしておくと子どもたちにもしわ寄せがいきます。何か? ブラック校則。ね。数多い子どもたちを少ない時間の間でちゃんとコントロールしなきゃいけないと思ったらルールをつくるしかない、厳しめのルールを。それで苦しむのは子ども。じゃあ学校現場で誰が幸せな気持ちになってるかっつったら誰も幸せになってない。教育にしっかり金をかけないってことは、未来を放棄してるのと一緒です。教育費用、しっかりとこれは積み上げていくってことが必要だと思ってます。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんから直接ご質問いただいてます。次の方どうぞ。出たな、灘高校。

質問者:
消費税廃止を実際にやるには国会議員8人だけじゃなくて、もっと多くの議員の賛成票が要ると思います。それには他の政党との協力が必要だと思いますが、今から、今のこの状態から協力するにはどういう話し合いをしますか? 

山本太郎:
ありがとうございます。今、国会議員8人。で、衆議院解散しましたから身分3人失って5人ですね。この選挙で何人増えますか?という状態にあるのがれいわ新選組です。一部新聞報道とかには倍増くらいいくんじゃないかっつってるんですけど、倍増じゃ足りないんですよ。衆議院ってむちゃくちゃヤクザな場所なんですね。参議院よりもヤクザ。つまりは何か? 少数会派潰しがひどいんです。一定の人数をこの選挙でしっかりと勝ち取って、他党に対しても影響力を及ぼせるような状態にしたいと思っています。一方で元の人数8人ということで考えた場合にというところでの話し合いでもいいですか? 今、わかりやすくね。

今、救急車が来たので一旦マイクを切らなければいけない状態です。すいません。一旦マイクを切らしていただきます。じゃあちょっと小さめの音でいきますね。はい。ありがとうございます。影響ないと思いますので、これくらいの音であるならば。

人数が8人であったとしても、これはやっていけるというか、消費税廃止までは一気には難しいです。私たちが劇的な数、私たちが政権を握るくらいの数にならないと一気に廃止にまではいきません。でも私たちは消費税は必ず廃止にするという考えのもとにやってます。じゃその手前でこれは力合わせていくってことが必要になってくる。で、今の衆議院選挙のマニフェストを見てみれば8%に下げますっていう政党もある。これ維新かな? で、時限的に5%っていう政党もある。これ国民民主党かな? はっきり言って両方ともケチくさいこと言ってるんですよ。30年の日本のこの経済不況に対してしっかりと底上げして、国と国民を立て直すっていうような消費税の減税にはなっていないけれども、少なくとも8%、5%、この間に関しては力合わせられるところはあるわけですよね。だとするならば、これは5%までの減税っていうのは意外と難しくなく進む可能性、心ひとつにできる人たちの数を集められる可能性があると思っています。はい。なのでそこまで心配することはない。

ただ一番問題なのは、私たちれいわ新選組の数自体を増やさないと、これその先の廃止ってとこまでは難しい、そう思ってます。でね、数が少なくてできないっていうことはあり得ないです。数が少なくても影響は及ぼすんです。私、2013年に東京から参議院議員になったんです。参議院議員の任期は6年なんですね。その途中で小沢一郎さんと一緒に合流したんです。共同代表にさせてもらいました。いろんなことを勉強させてもらった。で、参議院の任期が終わる前にこのままでいいのかって自分の中で悩んだんです。つまりは今だったらガス抜きにしかなれてないなって。もう6年ガス抜き、地獄みたいな思いしてやるって自分の人生としてどうなの? じゃあ、やめんのか? 考えたときに、これをもし次、続けるんだったら自分の仲間、自分で旗揚げして仲間を増やそうと思ったんですね。で、旗揚げしたのがれいわ新選組、2019年春なんです。

で、そのときに自分たちのマニフェストをつくりました。政策を。そこに消費税廃止っていうものを入れたんですよ。消費税廃止って入れたマニフェストを国会の人たちに見てもらったんです。どう思います?って。笑いましたよ、みんな。馬鹿なんじゃないの。消費税廃止? 30年も普通にもうみんな払うようになったものを今さら下げるとかっつったって国民が受け入れてもくれないし、相手にもされないよって。おまえセンスないなって言われたんです。一方で、今、選挙になってますけれど、各党のマニフェストを見てみてください。自民党と公明党と立憲民主党だけ消費税減税はなしですよ。それ以外の政党、全部減税ですよ。2021年の衆議院選挙のときは立憲民主党まで減税言ってたんですから。つまりは何か? 数が少ないからできないんじゃない。数が少なくても風穴は開けられる。国会の中で消費税減税の「げ」の字も出ていなかったときから、政党として消費税を廃止ということを大きな声で言っていけば、そして国民の皆さんと協調していけば、その穴は開くんですよ。だからここからさらに消費税、これ廃止に向けて、国民運動としていきたいと思ってます。れいわ新選組の拡大にお力を貸してください。よろしくお願いします。
 
消費者だけじゃないんですよ、消費税がなくなって助かるのは。税金が払えないんです。ごめんなさい。いわゆる税の滞納ですよね。税の滞納のうちの半分以上を占めるのが消費税の滞納なんです。滞納してるの誰ですか? 中小零細ですよ。借り入れしてでも消費税払わなきゃいけない。もう払えない。首くくるしかない。そんな人たちいっぱいいる。つまりは消費税を廃止することによって救われるのは消費者だけじゃない。消費税をやめることによって、この国の基礎、雇用の7割を抱える中小企業を救うことになる。景気良くしましょうよ。中小企業に元気になってもらいましょうよ。消費税やめましょうよ。力貸してください。お願いします。ありがとうございます。さぁ、れいわ新選組代表山本太郎に直接ご質問いただいてます。次の方どうぞ。
 
質問者:
猫好きの坊主ですけども、猫ちゃん派はめちゃくちゃこだわりが強いので、太郎さんも猫好きということを何でもいいからもっとアピールしてください。
 
山本太郎:
すみません、ありがとうございます。あのね、元々犬派だったんです。小さいときから実家で犬を飼っていました。で、私が初めて猫に心奪われたのは2012年です。東京で初めて立候補を決めたとき、心細かった。まるで、日戦地に赴くというような気持ちになってひとりで泣きましたよ、怖過ぎて。そんな経験したことないから。ひとりで闘うなんてやったことない。もちろんひとりじゃないですよ。支えてくれてる人たちがいるから。でも自分の気持ち的にはものすごく追い詰められてたんですね、2012年。そして東京8区っていう石原慎太郎さんとこのお坊ちゃん、ここと戦うことになったんです。でね、その次の日から選挙ですっていう最後の時間、友達の家行ったんすよ。ちょっと友達と喋って気ぃ楽になろうかなと思って。そしたら友達、猫飼ってて。これ、犬も一緒かもしれないけど、猫もその人間の悲しそうなバイブスみたいなものを感じて、こう、なんでしょう、体をすり寄せてくれるんですよね。もうそれにやられちゃって、そこからは猫派です。すごいでしょ、猫って。いや、違うんですよ。この国に生きている人がみんな猫みたいに生きられるようにしたいんです。どういうことか? 猫飼ってない人にはわかりづらいかもしれないけれども、猫って、ご飯食べて、寝まくって、たまにトイレして、そして遊んでるだけなんですよ。なのに世界で一番自分が偉いみたいな顔してるんです。自信に溢れてるんです。生きてていいかなんて悩むことないんです。ただ生きてるだけで素晴らしいということを体現している生き物なんですね。そしてかわいい。最強じゃないですか。この国に生きる人々が、猫みたいな人生生きられるような社会にしていきたい。そう思ってます。それが人間の尊厳を守れるような話なのかな、そう思ってます。
 
「生まれてきてよかったのかな」なんて思う社会、間違ってますよ。年間に2万人も3万人も自分で命を絶つ。そんな国、間違ってる。そんな社会、壊れてる。紛争も戦争も起こってないのに自分の命を絶たなきゃいけないほど追い詰められる社会って、もう壊れてるんですよ。これ、もう一度立て直したい。それを立て直すためには何が必要か。経済なんです。徹底的な経済政策。30年失われたもの、これを取り戻すんですよ。取り戻す。取り戻す。経済オンチから日本を取り戻す。そういう運動なんですね。れいわ新選組に先頭に立たせてください。まずはあなたの使えるお金を増やす。減税。そして社会保険料の減免。悪い物価高が収まるまでの給付金。さまざまあなたの使えるお金を増やしてこそ、そのお金は社会に回る。社会にお金が回るということで投資も入ってくる。この国に需要がなければ企業なんて活躍できませんよ。失われた30年を取り戻そう。失われた30年の所得を取り戻そう。それがれいわ新選組です。どうかお力を貸していただきたい。ピンク色の投票用紙、比例は「れいわ」。全国どこからでもれいわに投票いただけます。比例は「れいわ」。比例は「れいわ」です。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

このあとなんですけれど、もし皆さんもうちょっとお時間大丈夫だって方いらっしゃったら、山本太郎とツーショット写真撮って帰っていただけないですか? その写真って一体何の意味があるわけですか? 誰か得するんですか?っていうそういう質問にはですね、答えを持ち合わせてません。言えることは誰の得にもなりませんけど、今日という日の記念に1枚どうですか、そういう感じです。で、写真を撮っていただいた方、ぜひですね、その写真ネット上に上げられる方はアップしていただきたいんです。ネット上にアップする際にお願いがあります。一言何かメッセージ添えてほしいんです。そのメッセージの内容はれいわ新選組にとって必ずしもプラスである必要ありません。マイナスでもいいんです。ディスってもいい。自由でいい。何でそんなお願いをするかって言ったら、政治の話って友達とか家族の間でしづらいですよね。そういう空気ないですか? 政治のこと話す奴って空気読めない奴みたいな扱い、受けたことないですか? そんな世の中どう頑張ったって変わるわけないんですよ。誰もがこの国のオーナーなんです。オーナー、最高権力者。総理大臣なんて雇われ店長に過ぎない。あんなのはすぐに交代させられる。この国の真のオーナーはあなたであり、この国の真の最高権力者はあなたなんですよ。あなたがその会社のこと、国のこと、あなたが株主で日本が会社だとしたら、あなた株主なのに会社のこと何も話さないなんておかしいですよね。だから何でも話してほしいんですよ、好き放題。間違ってるときには、それがわかったときには軌道修正すりゃいいじゃないですか。もっと活発に政治の議論が起こるような、何かしら政治のことについて何かネット上で言ってもいいんだみたいな空気をですね、少しでも拡げていただきたいってことです。そのためにれいわ新選組をディスっていただいて、使っていただいても構わない。そういうことでした。よろしくお願いいたします。このあと、一緒に写真を撮る、その場所をお知らせします。

その前にインフォメーションです。れいわ新選組、非常に小さな政党です。それでも大きな政党等、これは、何でしょうね、一歩も引かず闘っていかなきゃいけないんですね。もし皆さんの中で、れいわ新選組に何かできないかっていう方がいらっしゃって、ちょっとくらいだったら寄附してやるよって方いらっしゃったら、ぜひお願いします。あなたからいただいたお金をネット広告などに使える。だいたい億単位で突っ込むんですよ。中規模の政党で5億円くらい突っ込んでました、前の選挙で。すごいでしょ。私たち今回、2000万円突っ込めるかどうかっていうところの今、懐具合でございます。ぜひ、れいわを拡大するためにも、もしあなたに無理のない範囲でご協力いただけるならばよろしくお願いします。ワンコインでも構いません。ワンコインでも構いません。構いませんどころが非常にありがたい。そして、「いやいや、俺はじゃあ1万円出すよ」、そんな大富豪がいたらぜひお願いします。3万人、1万円出してくれたら3億円なりますからね。高望みはしません。ワンコインでもありがたい話です。そして、お金がすべてではございません。れいわ新選組という存在について周りの方にシェアをしていただく。ピンクの投票用紙、比例。比例は「れいわ」でお願いということを周りの方に頼んでいただくということだけでも、私たち非常に大きな力になりますので、よろしくお願いします。

そしてれいわ新選組のポスターを選挙期間中、貼れるというものがございます。こちらです。あなたのお家に壁ないですか? 夫婦間に横たわる冷たい壁、そういう話は一切しておりません。あなたのお家の外壁の話でございます。このポスターを貼っていただけないですか? 既に別の政党のポスターを貼っている、そういう方いらっしゃると思いますけど、私たち1ミリも気にしません。その横に貼っちゃってください。これは選挙期間中、貼れるポスターです。「比例はれいわ」と書かれているものです。ぜひ1枚でも多く貼っていただける方よろしくお願いします。私の右側、皆さんから見たら左側になるかもしれません。あちらに机を出しておりますので、ご寄附、そして比例のポスター、繋がっていただきたいと思います。そして、直接繋がっていただきたい。テレビ・新聞からは嫌われています。本当のこと言い過ぎですかね。直接繋がるためには、「れいわフレンズ」という取り組みがございます。登録だけでOK。お金は1銭もかかりません。特典などさまざまありますので、ぜひ、れいわ新選組ホームページで登録をお願いいたします。よろしくお願いいたします。そしてネットをご覧の皆さんには東京、東京にはボランティアセンターを構えております。TKP新宿西口カンファレンスセンター、TKP新宿西口カンファレンスセンター。詳しくはれいわボランティアセンターについてもれいわ新選組ホームページをご覧いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

ちなみになんですけれども、もうそろそろ、あと40秒でマイクを切らなければなりません。社会なんて変えられない、そう刷り込まれてますよね。違いますよ。社会を変える、そのルールがまだこの国にある限り、選挙という制度がギリギリ残っている限りこれは有効です。あなたには力がある。あなたがいないと変えられないんです。あなたがいないと始まらないんです。やりたい、変えたい。ぜひ一緒にこの国を変えさせてください。不安しか感じない国、自分の未来に、国の将来に不安しかない国。そんな国もうやめにしよう。選挙で変えるぞ。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」にお願いいたします。ありがとうございました。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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